【アフターコロナにやるべきこと(1)】ネット上で他社と差別化するために

2020.06.15

少しずつではありますが、世の中がようやく動き出しましたね。しかし地域によっては第2波の予兆があるということで、気の抜けない毎日が続いています。

身近なところでは、展示会やイベントが中止になったり、お客様との約束が相次いで延期になったりと、残念ながら「人と人」が直接会う機会が減少していますよね。

その対策として今、自社ホームページを見直したりネット広告を強化したりと、マーケティングや営業活動のオンライン化に注力する企業が増加しています。弊社に毎日届く無数の営業メールも、ここ数か月増加の一途です。

この傾向が強まっていくとどうなるか・・・

ネット上には同じような情報があふれ、競合に埋もれてターゲットに自社を見つけてもらいにくくなり、他社より自社を選んでもらうことが、一層難しくなってしまいます。

しかし消費者の購買行動も今後ますますオンライン化していくと考えられますので、ネット上での営業活動は避けて通れない道となっていくでしょう。

ではどうしたらよいか・・・

改めて「自社ブランドの価値の明確化」が必要となってくるでしょう。

「自社ブランドの価値の明確化」とは・・・

  • 自社の理念は何か
  • 自社の価値を最も理解してくれるターゲット(ペルソナ)は誰か
  • そのターゲット(ペルソナ)に刺さる自社の強みは何か
  • そのターゲット(ペルソナ)に効率的にアプローチする方法は何か
  • 自社は社会の中でどんな存在であるべきか

という、自社と自社の活動を改めて見つめ直す取り組みです。

「理念は毎週朝礼で読み合わせています」「ペルソナは作ったことがあります」など、部分的にはできているという話をよく耳にします。

ここで改めて確認してみてほしいのですが、その理念は、社員の皆さまに浸透し、実際の行動に移せていますか?せっかく作ったペルソナを、効果的に活用できていますか?

上記に挙げた「自社ブランドの価値の明確化」の項目は、一連の流れになっており、全て実施することで一貫性が出て大きな効果が出やすくなります。

数ある競合の中から “選んでもらう”>  “選び続けてもらう”ために、自社の強みとターゲットを明確にし、社員一丸となって「効率的に継続的に」アプローチしていきたいですね。

コロナショックで、長期的な視点での経営が必要であると感じられた方は多いかと思います。50年100年続く強い企業をつくるために、今から取り組んでみてはいかがでしょうか。

「自社ブランドの価値の明確化」とその方法にご興味をお持ちいただいた方には、セミナーをご用意しております。

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